2007年07月23日

加賀藩前田家伝来

先日、城端別院の虫干しを見に行きましたが、宝物の中に加賀藩前田家ゆかりのものが多く、善徳寺と前田家との関係の深さを実感できました。

前田家といえば、我が家にも刀剣絵図作成のためにごく最近、前田家伝来と考えられている国の重要美術品に認定された宇多国房作の太刀が来ていました。とても出来が良く素晴らしい太刀でした。
宇多国房は、富山県西部に南北朝末期から室町時代後期にかけて数代に渡り同じ名前が継承されていました。(この太刀は、二代国房の初期作です。)


長い間、県外に出ていた作品ですが、何百年ぶりに富山県に帰ってきました。このような富山県、石川県双方にゆかりのある名品が里帰りして富山で所蔵されることになったのは、とても嬉しいことです。

また、その資料を作成できたこともとても光栄に思います。

刀身の写真や絵図は、おりを見て公開しますが、今回は、前田家本家の剣梅鉢の紋を透かし彫りにした金無垢のハバキ(刀身と柄の間に入る部品)の写真を載せてみます。
昔、テレビドラマ「暴れん坊将軍」で将軍吉宗が悪人の屋敷に切り込んで刀を抜いた時に柄の上でキラリと葵の家紋が見えているあの部品です。





南砺市にやってきた名刀
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プロフィール
 
南砺市で日本刀の研究をしています。北陸三県では3名しかいない刀剣絵図という精密な刀身の原寸図の作成をしている関係で、各地の美術館やコレクターが所蔵する歴史上の人物の愛刀や大名家伝来の名刀をお預かりしていることもあります。時には新聞の連載を書き、美術館の図録の執筆もしています。日本刀や日本の文化、歴史の楽しさを一人でもたくさんの方に知って頂ければと考えています。
作者名曜変天目
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